芯去り羽柄
赤太土台
(赤身の芯材)
杉KD材(伊達な杉)に、薬剤(マイトレック・ACQ)を加圧注入処理することで、湿気による腐朽、シロアリなどの害虫の被害をほぼ完全に予防することが出来る木材です。
また薬剤には人体に有害な有機化合物を含んでいませんので、シックハウス症候群を引き起こす恐れがありません。
ゆえに山大
(Y)
が提供するパーフェクト
(P)
な木材という意味で、アルファベットの頭文字を取って、
YP木材
と命名致しました。
弊社ウッド・ミル工場では、樹齢50年〜70年の杉丸太を使用する為中心から製材される正角材はすべて芯材の赤身部分からなっています。
木材は辺材から芯材へ変化する際に、それまで蓄えておいた栄養分を防腐・防菌の働きのある物質に変えてしまう為、一般的に辺材よりも芯材の方が腐りにくくなっています。その赤身の木材をYP木材として加圧注入処理した土台を赤太土台と呼んでいます。
腐りにくい赤身部分をさらに薬剤を注入して作られる赤太土台はまさに「鬼に金棒」といったところでしょうか。
防腐・防蟻処理の方法はいろいろありますが、
当社では加圧式注入処理システムを採用しています。
加圧式注入とは、木材を注入缶の中に納め、
真空→加圧→真空というプロセスを通してJASK1570該当薬剤「マイトレックACQ」を木材の内部にまで浸み込ませる方法で、その耐久性能の差は、表面処理だけの場合とは比較になりません。
平成21年1月19日に、NHK『クローズアップ現代』でアメリカ乾材白蟻について放送され、現在、日本で10,000件、米国カリフォルニア 州では250,000件の住宅被害が確認されています。アメリカ乾材白蟻は乾燥した木材を好み、日本へは輸入された木材等に侵入して上陸したと考えられています。通常の白蟻駆除方法では効果がなく、今のところ出来るだけ蟻等が好まない赤太部分の材料を使って予防して行くしか方法がありません。
ですがYP木材の被害は報告されていません。
一般的に杉材の繊維に直行方向特性値のめりこみ強度は、日本建築学会「木質構造設計基準同解説」によると、6.0N/mm2となっており、米栂の7.8を下回っています。
しかし弊社赤太土台による実験データでは、平均7.8N/mm2と米栂同等の結果となりました。
一般の二階建木造に使用する場合は、 特に強度的な問題はありませんが、念には念をという方には、土台通しホゾによるプレカット加工をお勧めしています。
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