殖林事業
三百年、継承十代。
これまでに三百万本。これからも三百万本。
三百年前、故郷の山と田と水への熱い思い(使命感)にて、ひとりの男が裏山に杉の苗木を植え始めました。これが山大の発祥です。以来十代にわたり三百万本の植林を脈々と続けております。
”人類の文明は、水と緑があるところで栄え、それを食いつぶして滅んでいく。”それが歴史の繰りかえしです。自然界における唯一の循環資源である木材。豊かな養分を含む清らかな水は、大切な故郷の森から生まれ、川や田を潤し、湾に流れ込み、魚や貝を育て、生命が誕生した海に戻ります。次世代を担う使命として、我々はあらたに三百万本の殖林を始めます。そして次世代に繋いでいきます。
サステナビリティ
自然界唯一の循環自然「木材」で
救え!美しい国・日本
宮城の伊達な杉
『伊達な杉』は、江戸時代の仙台藩(初代藩主:伊達政宗)領土で育った杉であり、「伊達な」とは魅力的な一級品を身にまとった「伊達男」という意味を表し、そのような粋なもづくりに活用していただきたく命名しました。
伊達な杉を使用するメリット
- 1. 優良県産材(宮城の伊達な杉)
- 地産地消と環境保全
県産材を使用することで宮城の一次産業の活性化につながり、さらに温暖化防止にも貢献。
- 2. 製材
- 共同開発の製材機により、木材一本一本を計測し、効率よく製材。大切な資源である木材を余す所無く木皮、端材に至るまで100%無く使用。
- 3. 乾燥
- 最新の乾燥技術(ネオドライ)。木材の芯まで乾燥。従来の乾燥材と比べ芯まで乾燥できるためより割れや狂いが生じにくい。
燃料は製材過程で出る木皮を使用しているので、資源の有効活用できる。
※木材の性質や材種により異なる場合があります。

赤太柱・赤太土台とは
樹齢約50年~80年の杉で根元部分の樹齢
約50年~80年(①、②)の径24cm以上の赤身の心材を使用した土台・柱です。
- 一般材 直径15cm
- 芯去り羽柄材(辺材から製材される羽柄材)
- 芯材から製材される角材
- 赤身の芯材
- 弊社 直径24cm以上(平均28~30cm)
- 赤身の少ない芯材
- 芯材から製材される羽柄材(必ず丸太の芯が入る)
ウッド・ミルで製材する乾燥材『伊達な杉(人工乾燥材)』は、樹齢50~80年、直径24cm以上(平均約28~30cm)の中目丸太が原料で、中目丸太を弊社では図1のように製材しています。
辺材から製材される羽柄材は多品種ですが、すべて芯去り材となり、曲がりや反りが少ない良質な木材となります。ところが小径木を中心に製材すると図2のように製材している為、芯去り材とはならず、狂いが制御しにくくなっています。芯材から製材される角材はすべて赤身の構造材となり、狂いが少なく耐朽性に優れた材で、「赤太柱・赤太土台」としてご利用いただいております。