
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
(外務省ホームページより)
山大のSDGsへの挑戦
この度、株式会社山大(本社:宮城県石巻市・代表取締役社長:髙橋暢介)は循環資源である木材を活かし「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に貢献していくことを宣言いたします。
私たちは、Community with wood(木とともに)200年先の笑顔のために、非住宅建築の木造化を推進し、地産地消の認証木材使用による森林保護や高性能住宅によりCO2排出量を抑制し、地球温暖化防止へ貢献してまいります。
持続可能な森林資源の活用を目指すために
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①当社では、2020年度事業で国産杉原木を30,000立方メートル使用し、製材しました。このことは、17,000トンの二酸化炭素を固定したこととなり、人間1人当たりが年間に排出する二酸化炭素に換算すると石巻市の人口の約40%に相当する約5.3万人分となります。
今後、当社では2030年に向けて年間原木使用量を増やし、石巻市の人口分に相当する二酸化炭素を固定化することを目指します。 -
②当社は、裏山に杉の苗を植えたことから始まっており、現在では800町歩の森林を保有しております。
その国産杉である宮城の伊達な杉を使用するだけで無く、販売量に合わせて少花粉杉の植樹事業に寄与しています。
昨年は800本の苗木を寄付させていただき、毎年5%UPを目指しています。 - ③建設事業部において、注文住宅に宮城県内で調達したFSC®認証材を使用し、地産地消に貢献いたします。(FSC® C134864)

植樹風景
長期優良住宅の普及・促進を目指すために
- ①宮城の伊達な杉の家を創る会を通じて、長期優良住宅の普及促進、ストック型社会への転換を推進しています。宮城県産材を使用することで、令和3年度県産材利用サステナブル住宅普及促進事業による補助金の活用が可能。また、地産地消により、一次産業への貢献を目指します。
- ②宮城の伊達な杉の家を創る会では、省エネルギー住宅の一歩先行く環境対応住宅(ZEH·LCCM住宅)の普及促進を図っています。

宮城の伊達な杉の家を創る会
伝統技術と革新技術の融合による
大型木造建築の建設を目指すために
- ①ATAハイブリット構法による自社工場建設、完成見学会では宮城県建築士事務所協会を始め多くの建設事業関係者に来場いただき、中大規模木造建築建設を推進。
- ②JAS構造用製材機械等級区分を取得し、JAS構造用製材の格付け実績を引き上げ、流通を拡大し地域製材品の普及を推進。
- ③CLTを加工するプレカット工場を建設し、県産材を活用して仙台空港やバス停にベンチを作成するなど、普及活動を行っています。

仙台空港内CLTベンチ

バスCLTベンチ

自社工場完成見学会
働きがいのある地域企業を目指すために
- ①育児休暇制度により、産休後に復帰して働くことが出来る環境を整備し、CADオペレーターや設計、そして営業支援業務に女性が活躍することを推進しています。
- ②各種資格取得に対して助成制度を設けて、性別に関係なくスキルアップすることを推進しています。

CADセンター内
SDGsの
PRポスター
社員一人ひとりがSDGsに挑戦していると言う意識を持つために独自で制作。活動の促進に繋げて行こうと思っています。
