プレカットシステム

プレカットの対応工法

• 在来軸組工法構造プレカット

  

  日本の伝統である木材建築の技を、コンピューターと機械加工技術で伝承。
  設計図をもとに建物の各部材データをCAD入力することで、 墨付けから加工までを全自動で行います。
  プレカットによる均一で高精度な部材により、住宅の品質を向上させ工期短縮等トータルなコストダウンが可能となります。

  保有設備

  横架材加工機（MPS-V8X）

  最大長さ8,000㎜・幅450㎜まで対応

  柱材加工機（MPS-34）

  最大長さ8,000㎜・幅180㎜まで対応

  ※宮川工機社製

• 金物工法構造プレカット

  

  金物工法は、仕口の強度を高められることと現場での作業効率が高まることを理由に、急速にシェアを広げています。 当社では金物工法にいち早く対応し、無垢材も扱える高い加工精度を実現しています。

  保有設備

  MPE-11A・MPE-21

  ※宮川工機社製

• 特殊加工・大型木造構造プレカット

  

  登り梁や斜め梁といった特殊加工は、これまでプレカット工場では手加工でしか対応できませんでした。しかし、当社ではドイツ製プレカットマシン「フンデガーＫ2-i」を導入し、 機械加工による高精度の特殊加工部材を供給できます。

  保有設備

  フンデガーK2-i 625

  最大加工長さ12,000㎜・幅625㎜・厚さ300㎜まで対応

  フンデガーK2-i 1250

  最大加工長さ12,000㎜・幅1250㎜・厚さ300㎜まで対応

  ※ドイツ製

• 羽柄材プレカット

  

  これまで現場で加工されてきた羽柄材を、構造材と同様にCAD入力によりデータ化することで必要な長さと数量での工場プレカットを実現。 現場での省力化と大幅な工期短縮が可能になりました。垂木材についてはツーバイ材も対応でき、 破風板材の加工も可能です。長さ、斜めカット、シャクリ加工も対応しております。

  保有設備

  フンデガーH3

  最小加工　長さ400㎜・幅45mm×20㎜まで対応可能

  ※ドイツ製

• 床・野地・壁合板プレカット

  

  最近の木造住宅では、耐震、耐風を意識して野地合板を含め、住宅に合板の使用が増えています。
  床・野地合板のプレカット化により、床・屋根・壁すべての合板使用箇所の加工に対応でき、 現場を汚さずゴミや騒音を極限まで抑えた、環境にやさしくクリーンな現場が可能です。 加工後の仕口の美しさにも好評をいただいています。

  保有設備

  MPD-11

  ※宮川工機社製

• その他対応工法

  • 各種金物工法(トラス/テックワン/HSS/デュラージョイント/テクノビーム)
  • 大断面（巾1250mm・厚み300mm・長さ12m）CLTに対応
  • ATAハイブリット工法（一般流通材を用いて大スパンに対応）
  • 各種フレーム工法（ホームコネクター/サミット工法/拡張樹脂アンカー）

• こんなことにも対応可能です

  • 杉をベースとした許容応力度計算による提案・加工
  • 優良みやぎ材・県産材の補助金申請物件の加工
  • FSC®認証材指定物件の加工